フリットジャパン、権利処理済みの日本語対話音声データを整備・提供開始
- Date
- 2026.10.08
- Category
- News
フリットジャパン株式会社(本社:東京都渋谷区、以下フリットジャパン)は、AI向け教師データとしてすぐに利用できる日本語音声データの提供を開始しました。あわせて、その品質を確認できるサンプルを、Flittoグループが運営するAI学習用データマーケットプレイス「Data Marketplace」(https://www.flitto.com/portal/data-marketplace)で公開したことをお知らせします。
■ 増え続けるAI学習データ需要と、日本語音声データ確保の難しさ
生成AIや音声認識モデルの開発競争が加速する中、学習用データの需要は画像・映像・音声・テキストなど多岐にわたって拡大しています。中でも音声データは、収集した音声の文字起こし・品質検証まで含めて高い専門性が求められるため、量と質を両立したデータ確保が難しい領域とされています。さらに日本語音声データは、話者ネットワークの確保や品質検証体制の構築に時間を要することから、必要なタイミングで必要な量を調達できないという課題を抱える企業・機関が少なくありません。
■ 権利処理済みの日本語対話音声データを整備
フリットジャパンは、こうした課題に応えるため、AIの教師データとしてすぐに利用できる日本語の対話音声データを整備しました。収録は、7年間の受託翻訳・ローカライズ・データ事業で築いてきた自社保有の日本語話者ネットワークに加え、協力会社とも連携して実施しました。収録した音声の検収は、コンテンツローカライズの進行管理で培ったノウハウを応用し、独自の品質基準のもと厳しく行っております。まずは第一弾として対話データ約100時間分を確保しており、契約締結後すみやかにご提供できます。
このデータは話者本人の同意を得たうえで新たに収録したものです。権利処理が不十分なデータを用いると、AIモデルを開発・提供する側が後から権利侵害のリスクを負いかねません。フリットジャパンのデータは権利関係をクリアにしているため、利用企業は低リスクの学習データを調達できます。なお、個人情報の取り扱いについても、プライバシーマークをはじめとした認証を取得しており、データ作成プロセスにおいて細心の注意を払っています。
■ 品質確認の場として、データマーケットプレイスにサンプルを公開
整備したデータの品質を実際に確認いただけるよう、その一部をサンプルとして「Data Marketplace」に公開しました。「Data Marketplace」は、Flitto本社が運営する、データを提供したい企業とデータを必要とする企業をつなぐためのプラットフォームです。データの調達を希望する企業は、サンプルでデータの品質を確かめたうえで、調達先を検討できます。
今回公開したサンプルは、台本を用いない一般的な対話をマルチターン形式で収録したものです。サンプルをご確認のうえ、詳細をご希望の場合は、フリットジャパンの営業担当へお問い合わせいただけます。整備済みデータのご提供はもちろん、ヒアリングを経て、お客様の用途に合わせたカスタムデータの構築・納品にも対応します。

■ 今後の展開
フリットジャパンは、今回のサンプル公開を足がかりに、日本語ネイティブによる音声データを順次拡充していく予定です。日本語データの供給拠点として、国内外のAI開発企業・研究機関のデータ調達を支える実績を積み重ねていきます。